About us (運営スタッフの紹介)

『コレカラ』は、
認知症当事者(体験者)+パートナー(若年性認知症支援コーディネーター等)
のメンバーで運営しています。

丹野智文

<プロフィール>
認知症当事者のための、もの忘れ総合相談窓口「おれんじドア」の実行委員会代表。トップセールスマンとして活躍中の2013年に若年性アルツハイマー型認知症と診断される。現在は認知症への社会的理解を広めるために活動中。主な著書に『丹野智文 笑顔で生きる―認知症とともに―』(文藝春秋)、『認知症の私から見える社会』(講談社+α新書)がある。

「メッセージ」

認知症と診断された日と次の日は何も変わりません。 1 週間後、1か月後も変わりません。 1 年後、もしかしたら進行するかもしれませんが、症状が増えたり、できなくなってきた時に工夫する事を考えて行動すれば困らなくなります。 進行していっても自分で決めて工夫をして行動している当事者は、より良く生きています。

 

竹内裕

<プロフィール>
当事者支援団体『たぬき倶楽部』代表

「メッセージ」

皆さん、こんにちは。わたしは 10年前に前頭葉側頭型認知症と診断され、その10年後に認知症 でもなく、MCI(軽度認知障害)でもないとの告知を受けました。 10年間、認知症の人として悩み苦しんで今があります。 現在、認知症と診断されて生き辛さを感じておられる皆さんと思いを共有して、前向きになっていただきたいと思っております。 どうか、『コレカラ』に参加して家族にも言えない気持ちを吐き出して軽い気持ちになりましょう。そして、認知症と診断されても人生が終わりでなく、これから先も楽しく過ごしていけるような前向きな人生にいたしましょう。

下坂厚

<プロフィール>
2019年の夏に若年性アルツハイマー型認知症の診断を受ける。長年、魚屋に勤務していたが診断後に退職。その後、認知症初期集中支援チームとのつながりを通じて、デイサービスでケアワーカーとして働く。京都市在住。 著書に妻・佳子さんとの共著「記憶とつなぐ 若年性認知症と向き合う私たちのこと」(双葉社)がある。

「メッセージ」

わたしは、2019年の夏に46歳で若年性アルツハイマー型 認知症の診断を受けました。若年性認知症という診断を受けて、目の前が真っ暗になり絶望が襲って来ました。それは、わたし自身が認知症になったらすぐに何もできなくなるという間違ったイメージを持っていたからだと思います。認知症になっても、元気に楽しく暮らしている当事者もたくさんおられます。『コレカラ』にはそんな当事者のみなさんの笑顔のヒントがたくさん詰まってます!

 

五島シズ

<プロフィール>
看護師。27年間、日赤医療センターに勤務後、聖マリアンナ医科大学病院精神科に勤務。認知症の人の看護、家族相談等を行う。1989年、同病院退職後は老健施設、特養、認知症治療病院等で、認知症の人の介護、家族相談を担当。主な著書に『なぜから始まる認知症ケア』(中央法規)、『愛をこめて認知症ケア』(看護の科学社)がある。

「メッセージ」

認知症の人の経過は長く、病状の進行に伴ってさまざまな状態が起こります。また、体調が悪くても適切に症状を訴えることが難しい場合もあり、介護者の負担も大きくなります。介護者は一人で悩まずに、初期の頃から、ぜひ相談を受けられることをお勧めいたします。

渡辺典子

<プロフィール>
川崎市若年性認知症支援コーディネーター・NPO法人マイWay

「メッセージ」

認知症と診断された方が、これまでと変わらず自分らしく暮らしていくためには、様々な工夫が必要になります。その暮らしの工夫やアイデアを当事者本人から発信してシェアしていきながら、よき理解者や仲間と繋がっていくことができる。本人が生き生きと暮らしていくことが、ともに生きていく家族のみなさんにとっても大切なことではないでしょうか。訪れた方の“これから”が前向きになれる、そんなサイトになればと思います。