コレカラ知恵袋#4 料理を残していたときは?
認知症の当事者は、忘れてしまうかもしれない不安と隣り合わせです。周囲の方の声かけ一つで、お互いの関係性がポジティブにもネガティブにも変化します。ほんの一言、変えるだけなのです。たとえば、テーブルの端にある料理に手をつけていない様子が見えたら……
「また残してる!せっかく作ったのに!」ではなくて「右側にもサラダあるから食べてね」
など。見えていないのではなく、食べたくないのでもありません。ただ一言、サラダの存在をもう一度伝えてあげるだけでいいのかもしれません。